沖縄県佐良浜漁港

伊良部島の東に位置する佐良浜漁港周辺はサンゴが群落を形成する自然豊かな海域です。パヤオ(浮き魚礁)日本発祥の地でありカツオの一本釣りなどが盛んな漁港です。

 

 

佐良浜漁港の消波ブロック
ラクナ・IV 32t、50t
高さ 約3.2m、4.2m

 

   

防波堤は海の外が荒れている時でも大きな波を防ぎ、港を安全に保つ施設です。

港外側に設置された消波ブロックは、波やうねりを抑えます。

 

 

 

近年の海水温上昇の環境変化により、佐良浜漁港周辺海域でもサンゴが減少してることから、環境配慮の一環として、サンゴが着生しやすい凹凸部を有する消波ブロック「ラクナ・Ⅳ」が採用されました。
またブロック同士がしっかり噛み合うことで生じる空隙や、孔部の静穏域が水棲生物の生息環境を創出します。

 

モニタリング

ラクナ・Ⅳの部位別にサンゴの群体数を比較すると、脚部の平面よりもくぼみ状の凹凸を有する中心部に多くのサンゴ群体が確認されました。

  

 

 

 

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ラクナ・IV