静岡県蒲原海岸

 

駿河湾の湾奥部に位置し、富士川の河口付近から堰沢川の河口付近まで、約4.2kmに及ぶ海岸です。駿河湾の水深は1000mを超える深海湾であり、数多くの魚類が生息しています。

 

日本最大クラスの高波への対策と海岸侵食を防ぐために、離岸堤の整備が進められています。この離岸堤は設置水深が深く、波高も大きいことから、ブロック同士の噛み合わせが強く、波浪に対して優れた安定性を有する3連ブロック グラスプ Pタイプが採用されました。

 

 

離岸堤に設置されたグラスプは、かみ合わせが強くKD値が高いため、厳しい波浪条件でも高い安定性を発揮します。離岸堤の背後は静穏域を創出できるため、堆砂・魚礁の効果が期待できます。

 

ブロック周辺で確認された魚群

写真提供・撮影協力:鈴与建設株式会社

 

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製作工事 ―静岡県蒲原海岸―

設置工事 ―静岡県蒲原海岸―

離岸堤ができるまで ー静岡県蒲原海岸 ー

 

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3連ブロック  グラスプ